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見えるコミュニケーションで自閉症の子どもと居心地よく暮らすための試行錯誤を書いています。

ビリビリに破られたみとおしカードが教えてくれた「スケジュールの質」の変え時

 

支援級に在籍しながら普通級で全教科過ごしている息子(小1)。

 

集団登校では、周りのあらゆる刺激に気を取られ、また朝のザワついた教室では気持ちもザワつき、落ち着きなく教室内をウロウロ。

 

なので、朝は主人が登校から朝の準備が終わるまで付き添い、サポートしています。

 

え?私じゃないのかって?

はい。

私は大阪で仕事。

息子が保育園児の頃から、朝は主人が担当で、今では朝ごはんにおにぎりを握ったりも出来ます。

自営業。しかも開店10時なので、世のサラリーマンのお父さんとは違う生活サイクル。

何より子どもが大好きなので、主人が一番楽しそうに通っています(笑)

 

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家での朝の支度は、おめめどうの「みとおしボード」にOURHOMEの「できたよマグネット」とおめめどうの時計メモでお知らせしています。

 

そんな主人が、「学校の朝の準備のみとおしメモを作って欲しい」と言って来ました。

 

え?今更?とは言いません。

昔は主人にも支援がどうとかガミガミ言ってました。

でも、ずいぶん前にやめました。

議論は意味があっても、ガミガミ(押し付け)は不毛だと気付いたから。

今は、父親だからできるコミュニケーションを邪魔しないでおこう。そう思っています。

 

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主人に頼まれて作ったみとおしカードがこちら。

 

 

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で、使用後がこちら(破片)。

強面のおっちゃんがガックリ肩を落とした姿をご想像ください(^^;;

 

そもそも何故、みとおしカードを作ることになったかと言うと、

 

今まで朝の会が始まるまでに朝の準備を終わらせるため、先々言葉で動かしていたそうで、それが指示待ちだと気付いたから、みとおしカードに変えていこう。と、思ったとのこと。

 

しかし、実際使ってみたら、カードを見て動けと指示を出し続けるという。ありがちな落とし穴に見事に落ちた模様。更に、本人にとってなんの楽しみも無いことばかりが書いてあるので、見事に無視。

 

いや〜

私もこの、落とし穴に未だに落ちることがあるので、気持ちがわからんでもないです。

 

ビリビリに破られたみとおしカードを切なそうに渡され、なんで破ったのか聞けそうだったら聞いてみてとどんより。

 

そこで、えらぶメモを使って答えを選択する方法で聞いてみました。(>以下は選んだ答え)

 

朝の準備をしないでウロウロしてるのは何故?(えらぶメモ)

〉やりたくないから

 

朝の準備の何がいやなの?(えらぶメモ)

〉なおし(赤ペンのとこをなおす)

 

みとおしメモはあった方がいい?(えらぶメモ)

〉あった方がいい

 

なら、なんで破ったの?(えらぶメモ)

〉ママが作ったから(その他を選んで言葉で答えました)

 

なんでママが作ったからダメなの?(音声で質問)

〉ぼくが書くから(音声)

 

朝の準備が終わった後、朝の会までの間に何をしたい?(えらぶメモ)

ドラえもんのぬりえ(ipadの画像から選択)

 

との事でした。終わったら何があるという大事な部分も抜けていたと気づきました。

 

今まで、こちらから丁寧に伝えて来た見通し。

 

本人の成長と共に、こうして「量や質」を見直す時が来ます。どんどん変わります。でも、それって関わってなければ、わからずに通り過ぎてしまうこともあるんです。

 

息子は「破る」という行為で教えてくれました。

 

「ボクがやる。勝手に決めないで」と、言葉で言えたなら診断は出ていませんし。

 

 

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そして、息子が書いた朝の準備の手順。

私が作ったみとおしカードと同じ絵、同じ順番です。メモも自分で選んで大きなみとおしメモに書いて折りたたんでいました。

 

自分のやりやすい順番にかえていいんだよと伝えたら、「これでいいの」だって。

 

これで朝の準備がサクサクできるようになったかと言うと、なってません。

 

やはり朝のザワつきの中で気持ちがそれてしまいます。

 

なかなかぬりえまでたどり着けないけど、それは本人が一番よくわかっていて、本人の中で準備ができたら、自分で書いたメモを頼りにやるんじゃないかなって思います。スケジュールは魔法ではないから。見守る側にも心のゆとりが必要です。

嫌いだという「なおし」も、朝のザワついた中ではなく、国語のなおしは国語の授業の時になど静かな時間にできればいいねと話しています。

何をするにも本人不在であれば、それは「良かれと思って」という支える側の勝手な先手であり、それをちょくちょくしてしまっては反省する私たち夫婦です。

 

それにしても、「自分でする!自分で決める!」という気持ちが育って来ていることが、とても頼もしく感じた事件(笑)でした。

  

 

 

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