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見えるコミュニケーションで自閉症の子どもと居心地よく暮らすための試行錯誤を書いています。

自閉症スペクトラムの息子と北海道〜仲間外れにしない旅⑤〜

 

 

定刻通り飛行機に乗り込んだのですが、、、。

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離陸時刻になっても全く動く気配のない飛行機。ざわつき始める乗客。そして、アナウンス。

 

「機体に点検が必要な箇所が見つかったので、整備士が点検しております」

 

飛行機はまだなの?と不安げに聞いてくる息子に理由を見える化して説明する。

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(どうしてメモ@おめめどう)

 

黙ってメモを渡すと、リュックから絵本を出して読みだす息子。ちょっとホッとしたけど、一向に飛ぶ気配が無く、またざわつき始める乗客。そして、アナウンス。

 

「機体に整備が必要な箇所が見つかり、機長の判断により、機体を乗り換えるため、一旦、ロビーでお待ちください」

 

散々待たされたので、関西名物?ヤジが飛び始める。みなブツブツ言いながら混沌とする機内。「なんで?なんで降りるの?」とパニックになっていく息子に、peachからの説明を書いた走り書きのメモ。

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(おはなしツイン@おめめどう)

 

しかし、先の見通しがつかず、誰しも不安な中、息子もやはり不安定になり、機体を降りる時、通路でpeachの制服を着た人を見つけては「なんで?なんでなの?なんで降りるの?」と涙目で詰め寄る。

 

そこで立ち止まると後ろから来ている人たちが詰まってしまうので、背中をトントン押しながら前に進むも、だんだん悪い方にテンションが上がっていくのがわかる。

 

そして、ロビーに着く頃には大きな声で「なんでなのー!なんで聞いたらだめなのー!」と泣き始める。

 

もうこうなると、「北海道には行けるから大丈夫だよ!」なんて話し言葉は全く入りません。人気のない隙間に入り、クールダウンを待っていると、アナウンス。

 

「11時30分頃に、機体にご案内しますのでもうしばらくお待ちください」

 

よし来た!見通し!

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(おめめどう@4コマメモ)

 

不安が強いためか、全く気にしてなかったはずの、レンタカーがガソリンなのか電気なのかを繰り返し聞いて来ていたので、ひっくるめて見通しの見える化

 

そして、ピタリと止まるパニックやこだわり。もうこれは、体験した人にしかわからんよね。

 

なーんだ、北海道には行けるんだ。と、わかると、父を連れて散歩に行ったり、DSをしたり、ソファーでくつろいで待つことができました。

 

1時間40分遅れで、ようやく離陸。

 

雲の中のラピュタを探しながら、ご機嫌さんで釧路空港へ到着しました。

 

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さあ、楽しい旅の始まりです。

 

⑥へ続く

 

 

自閉症スペクトラムの息子と北海道〜仲間はずれにしない旅①〜

自閉症スペクトラムの息子と北海道〜仲間はずれにしない旅②〜

自閉症スペクトラムの息子と北海道〜仲間はずれにしない旅③〜

自閉症スペクトラムの息子と北海道〜仲間はずれにしない旅④〜

自閉症スペクトラムの息子と北海道〜仲間はずれにしない旅⑤〜

自閉症スペクトラムの息子と北海道〜仲間はずれにしない旅⑥〜

自閉症スペクトラムの息子と北海道〜仲間はずれにしない旅⑦〜

自閉症スペクトラムの息子と北海道〜仲間はずれにしない旅⑧~

自閉症スペクトラムの息子と北海道〜仲間はずれにしない旅⑨〜

 

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